【感想】医者のたまご、世界を転がる/中島侑子

海外

こんにちは!はるです。先日、医者のたまご世界を転がるを読んだので紹介します。

読んだ動機

読んだ動機は主に2点あります。

  • 自分にも海外で生活できるだろうかと思い、ブログで情報収集しているときにこの本が紹介されていた。
  • 日本一周や世界一周のYouTubeを視聴するのが好きだった。

著者について

著者は医師の中島侑子さん。研修医終了後、世界一周の旅に出発し3年間で52カ国を訪れています。帰国後は東京、沖縄、長野などで救急救命医として働かれています。

心に響いた箇所

旅に出て改めて気づいたことがある。人は、自分の知っている選択肢しか選ばない。

医者のたまご、世界を転がる

こちらの文章はあとがきの一節です。本書では、インドやキューバなど様々な国の人々の暮らしや医療について筆者の目線から伝えられており、そのどれもが私にとって新鮮です。しかし最も印象に残ったのはあとがきでした。

日本にしか住んだことがなく、海外に友人もいない私は海外のことをほとんど知りません。ましてや海外の医療制度のことなど全くというほど知りません。その状況では日本の医療制度の良いところ悪いところを判断できる力がなく、より良い医療を提供することも困難です。私は自分が知らないということに気づくことができました。

私たちは自分の知っている選択肢しか選べない。知っていることを増やして、人生の幅を広げたいと思いました。

感想

医学生や医師が海外へ行くというと、現地の大学や病院での研修や留学のイメージしかありませんでした。本書を読んだことで、現地の医療機関で研修・留学するだけでなく、診療所を訪ねたり、シャーマンに会ったり、現地の薬を使ってみたりなど様々なかたちで現地の医療を体験することができることが分かりました。それによって私の選択肢が広がり、自分も短期間ではありますが、海外に行くことを決めました。

終わりに

もっと色んなことを知りたいという気持ちが溢れてきました。海外へ興味はあるけど一歩を踏み出せない方におすすめです。海外に別に興味がなくても、医療に携わっている方にはぜひ読んでほしいです!

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