都会に住んでいた人が地方の病院を選ぶメリット

病院選び

こんにちは、はるです。今回は都会に住んでいた人が、地方の病院を選ぶメリットを紹介します。初期研修や後期研修先に悩んでいる方の参考になれば幸いです。仕事面、生活面の2つの側面から2点ずつあげようと思います。

①疾患の偏りが小さいこと 

②高齢化が進んでおり社会状況の先取りができること 

③人々がせかせかしていないこと 

④過去に取られず新しいことに挑戦できること

の順に説明します。

なお、本記事において都会とは、東京、大阪、神奈川など人口も病院も多い地域、地方の病院は地域の中核病院で周囲に同規模の医療機関が少ない病院をざっくりと指しています。

①疾患の偏りが少ない

地域の中核病院ではその地域の患者さんが一つの病院に集中するため疾患のかたよりが小さいです。例えば、循環器が有名な病院では救急で心筋梗塞ばかり来院することがありえます。しかし、総合病院の数が少ない地方では頻度の多い疾患を確実に診療でき、どのような疾患が多いのかを経験的に学ぶことができます。

②高齢化が進んでいる

都会よりも地方で高齢化が進んでおり、患者さんの平均年齢も高いです。高齢になるほど併存疾患を多く持っていますのでこれらの管理をする能力が必要です。今後都会でも高齢化が進んでいきますので、都会の高齢化に先立って高齢者の医療を経験することができます。将来都会で働きたいという人こそ地方で医療の経験を積むことで都会に帰った際にその能力を活用できると思います。私の先輩は医療においては「地方が最先端だ」と話していました。

みなさんも地方の病院で最先端の医療を行いませんか。

続いて生活面です。

③せかせかしている人が少ない

私や友人の主観的な意見になりますが、仕事でも街中でもせかせかしている人が少ないように感じます。実際に統計データでも都会の人よりも地方の人の方が歩くスピードが遅いというデータを見たことがあります。都会よりもゆったりとした気持ちで過ごすことができ、ストレスも小さいです。

④友達が少ないので過去の自分にとらわれず新しいことに挑戦できる

私たちはなかなか行動や習慣を変えることができません。行動や習慣を変えるのに効果があるのは、住む場所を変えることと、人間関係を変えることです。引越しをすると生活環境、付き合う人の両方が変わります。新たに地方に住むことで、今までの自分では躊躇してたことに挑戦しやすくなりますし、今までの自分のキャラクターをリセットすることもできます。

まとめ

地方の病院を選ぶメリットを4つ述べてきました。ぜひ地方の病院で仕事もプライベートも充実した生活を送りましょう!

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